2005年08月20日

手軽な加工食品の容器に潜む恐怖

手軽な食品といえば、インスタントラーメンや果物、魚などの缶詰がありますが、危険なのはこれらに使われている容器です。

カップラーメンの容器には発泡スチロールが使われているのですが、発泡スチロールの原料はスチレンという物質で、環境ホルモンとして疑いがもたれています。
スチレンは熱湯や、油によって溶け出しやすく、熱い熱湯を注いで食べるうえ、油で揚げられた麺を使用するカップラーメンは、まさに容器からスチレンが溶け出しやすい状況となってしまうのです。

カップラーメンを食べると胃に不快感を覚えたり、下痢になったりすることがある人もいるようですが、それらもスチレンの影響かもしれません。

また、魚缶やフルーツ缶などに使われる缶詰の容器も、内側にエポキシ樹脂と呼ばれるコーティング材が使用されているため、古くなると容器に含まれる物質が溶け出しやすくなってきます。

IARC(国際がん研究機関)では、スチレンは人に対して発癌の可能性があると評価しています。
スチレンの内分泌撹乱作用については、スチレン関連産業に従事する女性労働者に、自然流産の増加、子宮の炎症や月経不順が多く、成長ホルモンの量が高かったとの報告があります。

カップラーメンを食べる際は98度近い油を含む熱湯が容器に触れているわけですから、スチレンの溶出は確実であり、メーカ側も溶出の事実を認めています。
そうしたことから、カップ麺の容器に含まれる環境ホルモン(スチレン)は90年代前半に問題となりましたが、急性中毒を起こすほどの濃度にはなりませんし、低濃度での影響はどうかといえば、はっきりしたデータはないため、現在でもカップ麺に使用されています。

しかし、化学物質が溶出することは明らかですから、直ちに使用を中止する必要は無いにしても、カップ麺などは、容器を移し替えてお湯を注ぐなどのちょっとした工夫が必要かも知れません。
追記(参考記事)
posted by HAKUTO at 04:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 環境問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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